アイスクリームを作ろう!


2001.12.6作

加工の原理
アイスクリームは主として生クリームや牛乳に砂糖、香料などを配合して作った冷凍食品です。
凍結中の撹拌により、ほぼ等量の空気が抱合されるので、舌触りが滑らかとなり、品温が低い割には舌に冷たく感じません。自家製のアイスクリームを簡単に作るには、凍結中の撹拌は行わず、原料を十分に泡立てて、そのままフリーザーに固めるとよいでしょう。なお、市販品には安定剤や乳化剤などを添加した製品が圧倒的に多いです。
アイスの特徴
主材料は、牛乳、生クリーム、卵黄、砂糖で、これにエッセンスを加えて冷やし固めます。乳製品が主体のため、脂肪分が多く、なめらかな口当たりと、豊かなコクがあります。冷やし固めるときに、冷却と撹拌を交互に繰り返し、小さな空気の粒子を生地に含ませ、ふっくらとなめらかに仕上げるのが、作り方の特徴です。アイスクリームが冷たく冷えていてもさほど冷たく感じないのは、この気泡と、材料の脂肪分が、断熱の働きをしているからです。

材料6人分
牛乳・・・50ml
砂糖・・・30g
卵黄・・・1個分(約20g)
生クリーム・・・140ml
バニラエッセンス・・・1,2滴

器具
小さな片手鍋、ガラス製ボール2個、凍結用型箱(金属製が望ましい、弁当箱でもよい。)電動式泡立器、手動の泡立器、ごむべら、フリーザー)

作り方

下準備
凍結用型箱を洗浄・水きり後、冷凍庫にいれて冷やしておきます。


1.加熱溶解1分
 片手鍋に牛乳、砂糖をいれて軽く煮立てます。(煮立てて砂糖がとければよいです。)


2.泡立て(卵黄)5分
 卵黄をガラス製ボール(大)にいれてほぐし、1の熱い牛乳+砂糖をかき混ぜながら加え、ハンドミキサーで3分白っぽくなるまで十分泡立てます。この時、容積が抱き込んだ空気によってもとの2〜3倍に増えます)



3.泡立て3分間(生クリーム)
 冷却した生クリームをガラス製ボール(小)にいれ、ボールの外側を氷でひやしながら、手動式の泡立て器で、ゆるい線がかける程度にまで泡立てます(6〜7分だて)。
泡立てすぎると、脂肪球が分離して口あたりが悪くなるので注意しましょう。


左:2.卵黄の泡立て完了の図
右:3.生クリームの泡立て完了の図

4.混合
泡立てた生クリームを2の(泡立て完了の卵黄+牛乳+砂糖)ボールに移し、バニラエッセンスを加えてゴムベラでよく混ぜます。


5.型入れ 1分
 冷やしておいた型箱に流しいれます。その上から蓋のかわりにラップをかけておきます。

6.凍結 3時間以上
 フリーザーに入れて凍結します。
3時間以上凍結したら、出来上がり!!
参考文献*食品加工学の実習・実験(食品・栄養シリーズ)化学同人